バルセロナのスアレス photo/Getty Images
スアレスに衰えはあるのか
チャンピオンズリーグ準々決勝でバイエルンに2-8と惨敗し、失望を抱えたまま2019-20シーズンを終えたバルセロナ。
今季はリーグタイトルも逃しており、来季へ向けて何かを変えていかなければならないのは明らかだ。
守備の立て直しはもちろんだが、攻撃でも気になるところはある。33歳のFWルイス・スアレスに見切りをつけるかどうかだ。
スアレスはリオネル・メッシの相棒を務めてきたが、33歳を迎えてパフォーマンスレベルが衰えている気配も感じられる。スアレスにこだわり続ける理由はないかもしれない。
英『GIVE ME SPORT』もスアレスを先発に固定すべきではないとの考えを示しており、攻撃陣の再編も考慮すべきだろう。
メッシが軸となるのは間違いないが、注目したいのはアントワーヌ・グリーズマン、フィリペ・コウチーニョの1億ユーロ超えコンビだ。
スアレスの代わりにはグリーズマンの奮起に期待したいところで、コウチーニョも残留するならば創造性を引き出したい。
今のバルセロナには中盤から創造性をプラスする存在が不足している。シーズン終盤には若いリキ・プイグが奮闘したが、プイグだけでは不十分だ。左インサイドハーフの位置からコウチーニョが攻撃にアイディアを加えられるならば、貴重な戦力となる。
若いFWアンス・ファティも来季はさらなる活躍を期待したいところで、中盤の底のセルヒオ・ブスケッツが衰えている場合はユヴェントスからやってくるミラレム・ピャニッチをアンカーに据えてもいい。
メッシ、グリーズマン、ファティ、プイグ、ピャニッチ、さらにはコウチーニョも攻撃のキーマンとなる可能性があるが、バルセロナは最適なバランスを見つけられるのか。
同メディアは参考として4つの新フォーメーションを提案しているが、その全てでスアレスはスタメンから外れている。スアレスやグリーズマンにも移籍の噂があるため来季の攻撃陣を予想するのは難しいが、どう改革していくべきか。
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