サンプドリアの吉田 photo/Getty Images
ラニエリは答えを見つけた
イタリア・サンプドリアを指揮するクラウディオ・ラニエリは、早くも黄金コンビを見つけたようだ。
地元メディア『Sampnews24』が黄金コンビと称賛したのは、DFロレンツォ・トネッリと日本代表DF吉田麻也のセンターバックコンビのことだ。
サンプドリアはリーグ戦直近4試合を3勝1分で終えているが、この4試合ともトネッリ&吉田がセンターバックを務めている。ラツィオ戦(3-0)、アタランタ戦(3-1)など攻撃自慢のチームを上手く抑えていることも印象的で、このコンビがサンプドリアにとって大きな武器になっているのは間違いない。
振り返ると、今季のサンプドリアの立ち上がりは不安定だった。開幕節ではユヴェントスと対戦して0-3と完敗を喫し、続く第2節のベネヴェント戦は2-3のスコアで敗れている。2試合で6失点と守備は崩壊していたのだ。
しかし、この2試合はトネッリ&吉田のコンビが先発していたわけではない。ユヴェントス戦ではトネッリと28歳のオマー・コリーがコンビを務め、吉田は途中出場だった。
ベネヴェント戦では吉田に出番がなく、このゲームでもラニエリはトネッリとコリーのコンビを選択している。
同メディアはコリーの序列が落ちたと見ているが、2試合6失点の結果からトネッリ&吉田のコンビが1番手にチョイスされることとなった。
30歳のトネッリと32歳の吉田は経験も豊富で、ラニエリにとっても信頼できるコンビになっているのだろう。同メディアも2人の確実性を評価しており、早々にこのコンビで固まったと見てよさそうだ。