フランクフルトの鎌田 photo/Getty Images
香川に負けないインパクトを
今ではドイツ・ブンデスリーガで活躍する日本人選手も多くなったが、まだドルトムントでのMF香川真司を超えるインパクトを残した攻撃的プレイヤーはいないか。ドルトムントの中心選手としてリーグ連覇に貢献した香川のテクニック、アイディアは特別だった。
日本サッカー界としてもNEXT香川真司となる選手に出てきてほしいところだが、ブンデスリーガ公式はフランクフルトFW鎌田大地とアルミニア・ビーレフェルトMF堂安律の2人をその候補者として取り上げている。

アルミニア・ビーレフェルトでプレイする堂安 photo/Getty Images
鎌田はすでにフランクフルトのキーマンの1人となっており、アンドレ・シウバ、バス・ドストとの前線ユニットはクラブの象徴となりつつある。同サイトも鎌田の創造性を香川にも負けていないと評している。あとは結果を出し続けるのみだ。
一方の堂安はまだブンデスリーガのゲームを7試合しか経験していないが、王者バイエルン相手にブンデス初ゴールを記録する強心臓ぶりも披露した。15位と苦しむチームにおいて、1得点1アシストを記録している堂安にも大きな期待がかかっている。
まだ2人とも香川級のインパクトを残したわけではない。しかし素質は評価されている。2人ともすでにA代表でプレイしており、日本代表にとっても今後のチームを引っ張ってほしい存在だ。
香川級のインパクトを残すのは簡単ではないが、2人はブンデスリーガで旋風を巻き起こせるか。