フィオレンティーナのミレンコビッチ photo/Getty Images
世代交代は重要なミッション
ユヴェントスは昨夏に21歳のDFマタイス・デ・リフト、22歳のDFメリフ・デミラルの2人を獲得しており、センターバックの世代交代へ向けて本格的な動きを開始した。
33歳のレオナルド・ボヌッチ、36歳のジョルジョ・キエッリーニから徐々に世代交代していく必要があり、デ・リフトとデミラルはどちらも実力者だ。
しかしまだユヴェントスのセンターバック探しは終わっていない。伊『Calciomercato』によれば、ユヴェントスは来季へ向けて4人のセンターバックに目をつけているという。
1人は今季限りでバイエルンを離れる可能性が指摘されているDFダビド・アラバだ。センターバックを本職とする選手ではないが、その驚異のユーティリティ性でセンターバックから左サイドバック、中盤までこなせる天性のサッカーセンスの持ち主だ。レフティーなのも特徴的で、ビルドアップの部分でも大いに貢献してくれることだろう。
2人目はフィオレンティーナDFニコラ・ミレンコビッチ。すでにセリエAで通用することは証明済みで、23歳と若い。195cmものサイズがあることも魅力的で、ミランなどからも関心を集める注目のセンターバックだ。
3人目と4人目はリーガ・エスパニョーラより、セビージャDFジエゴ・カルロスとレアル・マドリードDFセルヒオ・ラモスだ。
セビージャの堅守を支える27歳のジエゴ・カルロスはリーガでその実力が評価されており、中堅世代として計算しやすいターゲットか。
ラモスは34歳とボヌッチより年上となっているため、世代交代にはならない。また、ラモスはレアルと契約を延長しなかった場合のみターゲットになるとのことだ。
ユヴェントスの最終ライン若返りは大きなテーマの1つだが、今季終了後に大きな動きはあるのか。層を厚くする意味でも、新たなセンターバックが1枚は欲しいところだろう。