マンCのフェルナンジーニョ photo/Getty Images
トッテナムにも敗北
マンチェスター・シティの調子が上がってこない。21日にはトッテナムに0-2のスコアで敗れてしまい、2-5で敗れた第2節レスター・シティ戦に続いて早くもリーグ戦2敗目だ。
さらにリーズ・ユナイテッド、ウェストハム、リヴァプールとも引き分けており、ここまで3勝3分2敗。納得できる結果には程遠い。
結果が出ない問題を1つにまとめることはできないが、かつてリヴァプールやフラムで活躍した解説のダニー・マーフィー氏はベテランMFフェルナンジーニョ不在を問題視している。
マンCはすでにスペイン代表MFロドリを獲得しているため、フェルナンジーニョからの世代交代が進みつつある。しかし英『Daily Mail』によると、マーフィー氏はまだフェルナンジーニョがマンCにとって重要な存在だと考えている。
フェルナンジーニョは今節のトッテナム戦も欠場しており、それが敗因の1つと考えられているわけだ。特にマーフィー氏が注目したのが、中盤の底からチャンスメイカーのケビン・デ・ブライネに良質なボールが供給されていないことだ。
「フェルナンジーニョを単なる守備的MFと思っている人たちは、デ・ブライネに出す縦パスや彼の攻撃のクオリティを理解していない。デ・ブライネがボールを求めて開きすぎるところを私は見ている」
ただボールを回収するだけでなく、攻撃のスイッチも入れられるフェルナンジーニョ不在はデ・ブライネにも影響を与えているのかもしれない。より良い位置でデ・ブライネがボールを受けられるかどうかは、マンCにとって1つの生命線でもある。
ロドリ、フィル・フォデンなど他にも優秀な選手が中盤には揃っているが、マンCにとってフェルナンジーニョとダビド・シルバの存在は特別だったのか。思うように結果が出ない苦しい時間が続いている。
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