メッシの動向にも注目が集まる photo/Getty Images
現在のFW陣の放出は必須となる
今シーズン終了でマンチェスター・シティを退団することが決まっているセルヒオ・アグエロ。このアルゼンチン代表ストライカーに対して多くのメガクラブが獲得の噂に挙がっているが、もっとも可能性が高そうなのはバルセロナだ。
そんな中で問題となるのが来季のバルセロナのFW陣についてだ。いまだに来季以降の契約について進展がないリオネル・メッシだが、同郷のアグエロが加入することになれば残留へ傾くのではないか。またアントワーヌ・グリーズマンも2024年まで契約が残っており、残留が基本線だろう。
ウスマン・デンベレは放出の可能性もあるだろう。加入からけがを繰り返していたデンベレだが、ここにきて調子を取り戻している。2022年夏までの契約であり今夏契約が延長されなければ、フリーで移籍できてしまう。そのためバルサ側も売却を検討する可能性がある。23歳とまだまだ若いウィンガーに対して契約交渉次第で今後が決まるだろう。
またフィリペ・コウチーニョやマルティン・プライスワイトといった選手たちもアグエロの加入で放出となるはずだ。高額な負債を抱えているだけあって、今夏の複数選手の放出は必須となってくる。フリーでアグエロを確保できたとしたら、人材過多になっているFW陣の売却に着手するだろう。