デンベレはチームの切り札となれるか photo/Getty Images
途中出場で存在感を示したデンベレ
大混戦のリーガ・エスパニョーラ優勝争いで直接対決となったバルセロナとアトレティコ・マドリードの一戦。大注目となったこの試合は、両チーム決め手を欠きスコアレスドローで終わった。
序盤はバルサがボールを持つものの、アトレティコがチャンスをつくるシーンが多かった。しかし、後半はバルサに決定機を迎える展開が増え、後半だけで9本ものシュートを放った。そのチャンスを創出したのはデンベレの存在が大きい。
デンベレは75分から途中出場を果たす。右サイドから積極的に仕掛けてチャンスをうかがうと、84分には左サイドからの絶妙なクロスにフリーで頭で合わせ絶好機に。さらに2分後には右サイドから自ら仕掛けると、最後は中央で待っていたアントワーヌ・グリーズマンへクロスボールを供給。しかしボールは、グリーズマンには合わなかった。
ゴールとまではいかなかったが、得点への期待感を抱かせたデンベレ。途中出場ながら積極的な仕掛けと持ち前のスピードを活かして右サイドを制圧。ゴールまであと一歩というところまで迫った。
幾度となくけがに泣かされてきたデンベレだが、今季は26試合に出場して6ゴールをマーク。