チェルシーでプレイしていたリカルド・カルバーリョ photo/Getty Images
プレミア1年目のインパクトは十分
今季マンチェスター・シティで大ブレイクを果たしたのが、ポルトガル代表DFルベン・ディアスだ。
ベンフィカからやってきた23歳のセンターバックは、いきなりチームのプレミア制覇に貢献。
では、ディアスはプレミア史上最高のポルトガル人センターバックなのだろうか。その称号を得るには、乗り越えなければならない存在がいる。
チェルシーでジョン・テリーの相棒を務めたリカルド・カルバーリョだ。レアル・マドリードでも活躍したカルバーリョは、ポルトガル史上最高のセンターバックの1人と言っていい実力者だった。

マンCのプレミア制覇に貢献したディアス photo/Getty Images
ポルトガル代表の歴史にも名を刻めるか
チェルシーでプレイしていた2004-05シーズンにはジョゼ・モウリーニョの下でプレミア史上最少失点記録となる15失点でのリーグ制覇に貢献。当時のテリーとカルバーリョのコンビはプレミアの歴史に名を刻む名コンビだった。
ポルトガルサッカー界としても、ディアスにはカルバーリョ級のセンターバックになってほしいところだろう。
プレミア公式にて、ディアスは「ポルトガル史上最高のDFになれるか?Yesだね。カルバーリョはファンタスティックだが、良くなるにはまず信じるところから始めないといけない」とコメントしており、自身の実力にかなり自信を持っている。
果たしてディアスはプレミアの地でカルバーリョを超えるインパクトを残し、現代表のぺぺも超えてポルトガル史上最高のセンターバックとなれるのか。23歳のセンターバックには無限大の可能性が広がっている。