モレノのイングランド行きはあるのか photo/Getty Images
移籍金も安く済みそうだ
昨季までチームを支えたセルヒオ・アグエロがクラブを退団し、新しいストライカーの獲得を目指しているマンチェスター・シティ。本命はトッテナムのハリー・ケインと言われているが、金額面で交渉は難航しているようだ。
そこで英『Manchester Evening News』はメンフィス・デパイ、ダニー・イングス、ロメル・ルカク、アレクサンデル・イサク、ジェラール・モレノ、アンドレ・シウバの6名をケインの獲得が失敗した際のプランBに挙げている。
そうそうたる面々の名前が挙げられているが、興味深いのはビジャレアル所属のモレノか。
昨季ELを制してリーグ戦では23ゴールと大量得点を記録しており、現在開催中のEURO2020にもスペイン代表として出場している。29歳と今後数年の稼働が見込めるが、負傷での離脱が多いのが懸念点か。
それでも彼のプレイスタイルはマンCが昨季基本スタイルとした偽9番とピッタリ一致し、フィットにも時間がかからないだろう。また、彼が来ることによって偽9番のスタイルに磨きがかかる可能性がある。
そもそも今季のスタイルはアグエロの不在から選択したプランBであり、事前に考えていたとは考えにくい。それがCLファイナルに上り詰めるまでチームに偽9番を浸透させることに成功しており、今後も継続してのブラッシュアップを期待したい。
もちろん、ケイン獲得が最優先だが、経験豊富なベテランストライカーの加入も、チームにとって大きな財産となるはずだ。
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