ペドリより忙しい男が2人いた シーズンに“72試合”もこなし...の画像はこちら >>

EUROに五輪と大忙しのペドリ photo/Getty Images

新シーズンに疲労が残らなければいいが……

現在東京五輪に参戦しているU-24スペイン代表MFペドリは、EURO2020にも参加していた選手だ。少し忙しすぎるのではないかと心配されているが、実はペドリより忙しい1年を過ごした者がいるのだ。



2020-21シーズン全体の出場試合数を見ると、ペドリはここまで68試合をこなしている。英『GIVE ME SPORT』によれば、これはオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥム、フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン、ポルトガル代表DFルベン・ディアスと並んで欧州5大リーグでは全体3位の数字となっている。

ペドリより忙しい男が2人いた シーズンに“72試合”もこなしたのは

マンUのフェルナンデスも休みのないシーズンを過ごした photo/Getty Images

疲労と怪我が心配に

ペドリよりも多くのゲームに出場したのは、チェルシーとイングランド代表で69試合をこなしたMFメイソン・マウントが2位、そしてマンチェスター・ユナイテッドとポルトガル代表で72試合をこなしたMFブルーノ・フェルナンデスが1位となっている。70試合オーバーはフェルナンデスのみだ。

フェルナンデスはプレミアリーグ、チャンピオンズリーグ・グループステージ、ヨーロッパリーグ、FA杯、EFL杯、さらにポルトガル代表でUEFAネーションズリーグ、国際親善試合、ワールドカップ欧州予選、そしてEURO2020とフル稼働。EUROではパフォーマンスレベルが上がらなかったが、さすがに疲れていたのかもしれない。

フェルナンデス、マウント、ペドリと出場試合数上位3人が攻撃的MFなのは興味深いが、間違いなく彼らには疲労が溜まっている。このオフでしっかり休んでほしいところだが、ペドリは今も五輪参加中と忙しい。この疲労が新シーズンに影響を与えなければいいが、新シーズンに元気な姿を見せてくれるだろうか。

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