J2でゴールを量産するウタカ photo/Getty Images
現在13ゴールでJ2トップに立つ
昨季は22ゴールを決めてJ2得点王に輝いた京都FWピーター・ウタカ。日本では6クラブ目にして初の同クラブでの2年目を迎えたストライカーは、今シーズンもJ2で得点を量産している。
ウタカは今季のJ2でここまで23試合に出場して13ゴールを記録。ジュビロ磐田のルキアンと並んでトップに立っており、このまま得点を重ねていけば、2年連続の得点王も見えてくるだろう。
もしウタカが2度目の得点王に輝けば、25年目を迎えるJ2の歴史で史上2人目となる2年連続J2トップスコアラーとなる。これは2002~2003年に2年連続受賞となったベガルタ仙台のマルクス以来となる18年ぶりとなる快挙である。さらにウタカは2016年にサンフレッチェ広島でJ1の得点王も受賞している。Jリーグで3度得点王となったのは、2013~2015年までJ1で3年連続でトップに立った大久保嘉人だけである。
驚異的なパワーとスピードを兼ね備え、いつまでも衰えない得点への嗅覚でゴールネットを揺らし続ける生粋のストライカーであるウタカであれば、この偉業も達成することも可能だろう。J2で存分に持ち味を発揮するウタカが、今季残り試合で何点積み上げるのか注目だ。