初戦こそ落としたがここまで3連勝のマンチェスター・シティ photo/Getty Images
どちらが勝ち点3を獲得するのか
CLのグループステージではライプツィヒ、パリ・サンジェルマン、クラブ・ブルージュと同組となったマンチェスター・シティ。死の組とまでは行かないが、曲者が揃ったグループとなった。
そんなCLは、16日にグループステージの初戦が予定されている。マンCの相手はライプツィヒだ。ライプツィヒはここのところ2季連続で決勝トーナメントへ進出しており、昨季はPSG、マンチェスター・ユナイテッドと同組でありながらも、2位で上へ進んでいる。
注意すべき相手だが、リーグ戦はここまで1勝3敗と勝てておらず、12位に沈んでいる。やはり、指揮官であるユリアン・ナーゲルスマンとダヨ・ウパメカノ、マルセル・ザビツァーの3名がバイエルン・ミュンヘンへ移籍したことが影響しているのか。
また、フランクフルトから獲得したアンドレ・シウバがチームにフィットしきれていない点もマンCにとっては追い風か。シュトゥットガルト戦でゴールこそ奪っているものの、ボールを収めた際に周りとの連携不足からボールロストするシーンはバイエルン戦で散見されており、こういった相手の弱点を突いていきたい。
更にプレミア王者としては主力に怪我人がおらず、ほぼフルメンバーで戦える点は大きいか。シーズン開幕時には離脱していたフィル・フォーデンや足首の怪我で戦列から離れていたケビン・デ・ブライネもノリッジ戦ではベンチ入りしている。新加入であるジャック・グリーリッシュも既にチームにフィットしており、不安要素はない。
前指揮官であるナーゲルスマン退任後、勢いを失った相手とここで戦えるのはマンCとしても大きいか。同組にPSGがいることを考慮しても初戦の勝利は必須となる。