昨季はクリスタル・パレス戦でゴールを決めるも今季は出場なし photo/Getty Images
PSMで結果を残すも
昨季は出場機会を増やすため、冬にサウサンプトンへローン移籍することになったリヴァプールの南野拓実。しかし、プレミアリーグでは10試合2得点と期待されたほどの活躍はできなかった。
そんな中でリヴァプールへ復帰した今季、プレシーズンマッチでゴールを決めるなど高い評価を得たが、シーズンが開幕してからは出場機会に恵まれていない。ロベルト・フィルミーノが負傷離脱し、南野の穴埋めに期待が寄せられるもディオゴ・ジョタが完全にフィットしており、ジョタはフィルミーノに負けない高パフォーマンスを発揮している。
またディボック・オリギはUEFAチャンピオンズリーグのミラン戦で1アシストを記録。最近はカーティス・ジョーンズがウイングで起用されており、ますます南野を見ることができなくなっている。
厳しい状況の南野だが、彼に求められるのは決定力だろう。今季は再三の決定機を作っているリヴァプール。しかし、それを確実に仕留められているかと言うとそうではない。シュート数は1試合平均で20本を超えながらも、4ゴール以上取れた試合はない。
少ないチャンスの中でもFWとして決定率を高めていくことが、信頼を勝ち取るには必要になってくる。PSMでは結果を残した男にとって、来たるカップ戦などのチャンスを逃さないことが重要だ。

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