強豪レスターを破って4位に浮上 好調ブライトンの左サイドをけ...の画像はこちら >>

既に先発出場を果たしたマルク・ククレジャ photo/Getty Images

三笘薫も早く彼らの輪に入りたい

プレミアはここまで5節が終了しており、各チームの今季の立ち位置が見えてきた。上位にはチェルシーやリヴァプールといった強豪クラブが名を連ねており、今季も彼らがリーグの主役となりそうだ。

そんな中でひときわ目立つ存在は4位のブライトンか。

17-18シーズンにプレミアに昇格し、その後は残留を続けているシーガルズ。2019年に就任したグレアム・ポッターの下で攻撃的なサッカーを披露している。しかし、前線の決定力不足に悩まされており、昇格以降トップハーフでのフィニッシュはない。

理想と現実が噛み合っていなかった以前までのブライトンだが、今季は4勝1分と絶好調をキープしており、前節は強豪レスターを2-1で破っている。

そのレスター戦では新加入のDFマルク・ククレジャが素晴らしいパフォーマンスを披露した。バルセロナのカンテラ出身のククレジャは昨季ヘタフェで久保建英と共闘した23歳だ。東京五輪ではスペイン代表に選ばれており、日本でも馴染みのあるプレイヤーではないだろうか。

この日は左サイドバックに入ったククレジャ。ヘタフェでは左サイドハーフを任されていたように攻撃で強みを発揮する選手で、レスター戦でも好機を演出している。特にボールを持った際にはドリブルやパスと選択肢が豊富であり、レスター戦ではハイプレスをかいくぐってカウンターを仕掛けるなど、ブライトンの攻撃をけん引していた。

また、守備でも頑張れる選手であり計4回のボール奪取を記録するなど、攻守にわたり活躍し、左サイドを制圧している。


新加入の選手の躍動もあり、2連勝となったブライトン。次節の相手はクリスタル・パレスとなっており、まだまだ勝ち点は伸ばせそうだ(データは『WhoScored.com』より)。

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