ブライトン戦でのパフォーマンスは頭一つ抜けていたか photo/Getty Images
まだ21歳というのが恐ろしい
若い選手は成長が速いとよくいわれているが、マンチェスター・シティのMFフィル・フォーデンがまさにそうだ。18-19シーズンから徐々に出場機会を得ると、ダビド・シルバ退団を機に前線にポジションが空いたことで一気に開花。
直近のブライトン戦でもセンターフォワードで起用されると2ゴール1アシストで勝利に貢献している。惜しくもハットトリック達成とはならなかったが、攻撃の起点になりつつ後方からのチャンスメイクもこなしており、彼ほど万能性という言葉が似合う選手はいない。守備でも果敢にプレスを仕掛けており、フェラン・トーレスが離脱している今9番のファーストチョイスは彼だ。
ここで問題となるのが今後獲得するセンターフォワードについてだ。現状では前述したようにフォーデンが9番でフィットしており、他選手とのポジションの組み合わせを考えると、このままフォーデンをセンターフォワードに置く形が現状ではベストではないかと思われる。
現状ではトッテナムのハリー・ケインではなく、ボルシア・ドルトムントのアーリング・ハーランドが来夏のトップターゲットといわれているが、彼くらいのビッグストライカーでなければそのままフォーデンを9番で起用するのが無難ではないか。
思わぬところから現れた次の9番。実際にはいわゆるゼロトップだが、十分に機能しており、2試合で9得点とゴールも奪えている。ストライカーが必要といわれているが、ペップはどのように考えているのだろうか。

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