リヴァプール初年度で輝くコナテ photo/Getty Images
マンUに5‐0と勝利した
リヴァプールはプレミアリーグ第9節でマンチェスター・ユナイテッドと対戦し、5-0と大勝した。5得点とゴールラッシュに注目が集まる中で、クリスティアーノ・ロナウドらを擁するマンU攻撃陣を無失点に抑える。
クリスタル・パレス戦以来となるプレミアリーグでは2試合目のスタメン出場となったコナテ。対峙する選手は世界最高のひとりであるC・ロナウドという大仕事を任されたコナテだったが、持ち前のフィジカルとスピードを見せ付けて圧倒する。
さらにスピードは中央だけにとどまらず、右サイドでトレント・アレクサンダー・アーノルドがオーバーラップした裏のスペースをコナテがカバーしてしまうほど、守備での貢献度が高かった。C・ロナウドも自由に動けずストレスがたまり、イライラをプレイに出してしまっており、22歳がどれだけ厳しくマークを付けていたのかが分かるだろう。
しかしコナテにとっては課題も残った試合となった。C・ロナウドに裏を突かれて振り切られると最後はゴールネットを揺らされてしまう。このシーンはC・ロナウドがオフサイドの判定となり事なきを得たが、一発でピンチを作られた守備は改善が必要だろう。
それでも総合的に高い守備力を見せたコナテ。今後リヴァプールで経験を積めばフィルジル・ファン・ダイクを超える存在になる可能性もあるだろう。守備面での課題やロングボールの強化をすることで将来のディフェンスリーダーとしての期待も高まっている。