旋風起こすソシエダ photo/Getty Images
今季はリーガが荒れている
約20年ぶりに王座を脅かす存在となるか。リーガ・エスパニョーラで大旋風を巻き起こしているのがレアル・ソシエダだ。
ソシエダは現在リーグで首位に立っているのだが、思い出すのは2002-03シーズンの快進撃だ。
当時のソシエダには20得点を奪ったFWダルコ・コバチェビッチ、23得点を奪ったFWニハト・カフヴェジ、さらには若かりし頃のMFシャビ・アロンソら実力者が揃い、リーガで2位に入った。優勝したレアル・マドリードとは勝ち点差がたった2点しか離れていなかったのだ。
あれから約20年。FWアレクサンデル・イサク、ミケル・オヤルサバル、MFダビド・シルバら実力者を揃えたソシエダは、現在全コンペティション合わせて16戦無敗中だ。
レアルと王座を争っているところも2002-03シーズンを思わせるところがあり、加えて当時はバルセロナが6位でフィニッシュするなど不調だった。そこも今季との共通点だ。今季のバルセロナはおそらく優勝争いに絡めないだろう。
近年のリーガはバルセロナとレアル・マドリード、さらにアトレティコ・マドリードに支配されてきたため、ソシエダのような中堅クラブが躍進するのは難しかった。しかし、今季はチャンスだ。
マドリードを退けて優勝するなんてシナリオも夢ではない。2002-03シーズンのリベンジは叶うのか。
密かにソシエダの大快進撃が進行している。
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