攻撃のカギ握る伊東 photo/Getty Images
右サイドを駆ける高速アタッカー
来年のワールドカップ・カタール大会出場を目指す日本代表は、明らかに攻撃の脅威を欠いている。アジア最終予選5試合で4得点は褒められた数字ではないだろう。
得点力不足は深刻なレベルにあるが、ワールドカップ出場へカギを握る選手は誰なのか。
米『ESPN』が名指ししたのは、FW伊東純也だ。
伊東は世界的に知られたビッグネームというわけではない。欧州5大リーグでプレイする南野拓実、前回のワールドカップで得点を記録した大迫勇也らの方がネームバリューは上だろう。
しかし、現在は大迫にも南野にも当たりが出ていない。さらには中島翔哉もまだ代表から離れており、堂安律もPSVでは出番確保に苦戦している。状態が良いアタッカーはベルギーのヘンクで活躍する伊東、セルティックで得点を量産するFW古橋くらいだ。
伊東の最大の武器はスピードにあり、アジアのDFであればスピードだけでぶっちぎることも可能だ。日本の攻撃に特別な推進力をプラスしてくれる人物なのは間違いない。
まさに戦術・伊東と言ってもいい働きぶりだが、ワールドカップへ日本を導いてくれるのか。世界も日本のスピードスターに注目している。
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