レアルで一時代築いたマルセロ photo/Getty Images
それでもクラブのレジェンドであることに変わりなし
ここ数年でサイドバックの序列は大きく変わった。数年前は世界最高の攻撃型レフトバックと言われた男も、今やすっかり影が薄くなっているのだ。
レアル・マドリード所属DFマルセロだ。
レアルは現在リーガ・エスパニョーラで首位に立っているが、マルセロはリーグ戦に3試合しか出場していない。
スペイン『MARCA』は、今のマルセロが左サイドバックの中で5番手だと指摘する。
フェルランド・メンディ、若いミゲル・グティエレス、さらにはダビド・アラバを左サイドバックに回すことも可能で、ナチョ・フェルナンデスも担当できる。マルセロは彼らに次ぐ5番目の選択肢というわけだ。
クラブとマルセロの契約は来夏までとなっており、別れの時は近い。しかし、マルセロがレアルにとって特別な選手だったことは間違いない。その記憶は永遠に色褪せないものだ。
同メディアもマルセロを「クラブの歴史に残る最高の左サイドバックの1人」と称えており、全盛期の攻撃力は間違いなく世界最高クラスだった。
右のダニエル・カルバハル、左のマルセロが世界最高のサイドバックコンビと言われた時もあり、マルセロは同じブラジル人サイドバックのロベルト・カルロスにも負けない実力者だったと言えよう。
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