リヴァプールで出番がないカリウス 復調へブンデス再復帰もある...の画像はこちら >>

ドイツへの移籍もあるのか photo/Getty Images

グロイターフュルトが獲得とも

ロリス・カリウスは2017-18シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ決勝を最後にリヴァプールでの公式戦で出番がない。そんな彼が今冬にグロイターフュルトへ移籍するかもしれない。

ドイツ紙『Kicker』ではグロイターフュルトがカリウスの獲得へと動き出すと報じている。

カリウスは2016-17シーズンにリヴァプールへと加入した。シモン・ミニョレとの激しい守護神争いを勝ち抜き、翌年には正GKとしてCL決勝も経験。その後はベシクタシュやウニオン・ベルリンへとレンタル移籍するも、安定したプレイを見せることができず、リヴァプールへと復帰した。

リヴァプールはアリソン・ベッカーという世界最高峰の守護神が安定したプレイを見せており、つけ入る隙を与えない。またアカデミー出身で将来の正GKとして期待されているクィービーン・ケレハーがサブに入っており、カリウスはサブにも入れない状況が続いている。
そんな中でグロイターフュルトは、守護神のマリウス・フンクが怪我で離脱を余儀なくされ、新たなGKの獲得が必須だった。ブンデスへの再復帰で、出場機会を得られる可能性は高く自身の成長も含めてメリットは大きい。

2017-18シーズンでのCL決勝のミスが大きく取り上げられてしまったカリウス。それでも同シーズンにリヴァプールが決勝まで進むことができたのは、彼が好セーブによる活躍を見せたからだ。グロイターフュルトへ移籍し復調することができれば、安定したセービングを披露し、本来のプレイを取り戻せるかもしれない。ブンデスリーガへの再復帰でカリウスの復調はあるだろうか。