サンダーランド戦で大活躍だったエンケティア photo/Getty Images
ワンタッチでのゴールは見事であった
カラバオ杯準々決勝が行われ、アーセナルはサンダーランドと対戦。4-1で快勝を収めており、次のステージに駒を進めている。
アーセナルアカデミー出身のエンケティアは2017年にトップチームデビューを果たしている。19-20シーズンにはリーズ・ユナイテッドへ武者修行に出されたが、大きくブレイクすることもなく、今季もリーグ戦では38分の出場しかない。
スピードを生かした裏への抜け出しとボックス内でのポジショニングを武器に戦うストライカーであるエンケティア。今季はカップ戦要員であり、前述したカラバオ杯では既に3試合に出場している。
サンダーランド戦でのゴールは見事であった。
トップチームではピエール・エメリク・オバメヤンが練習に参加しておらず、CFの主な戦力がアレクサンドル・ラカゼットのみとなっている。エンケティアにとってチャンスではあるが、本人は退団を希望しており、英『Daily Mail』によれば既にクラブ側に意思を伝えたとのこと。
そのラカゼットも今季までの契約となっており、アーセナルは今後ストライカー不足で苦しくなるか。来夏の移籍市場でフィオレンティーナのドゥシャン・ヴラホビッチのような頼れる9番タイプを獲得できればよいが、補強できる保証はない。