レヴァンドフスキを追う“セリエAの点取り屋” ヴラホビッチは...の画像はこちら >>

今冬ユヴェントスに加入したものの、その勢いに陰りは見えないヴラホビッチ photo/Getty Images

6点差でも射程圏内?

昨季に続き、今季も欧州得点王を争うレースを牽引しているのはバイエルン・ミュンヘンに所属するポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキだ。同選手はここまでブンデスリーガで24ゴールを記録中。

その圧倒的な得点力は今なお健在だ。このままいけば、2021-22シーズンもレヴァンドフスキの欧州得点王は当確か。

しかし、そんなレヴァンドフスキを追う存在からも目は離せない。現時点で少し差は離れているものの、注目したいのはここまで2位タイにつけているセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホビッチだ。

今冬にフィオレンティーナからユヴェントスへと活躍の場を移すも、新天地でのデビュー戦となった現地時間6日のセリエA第24節ヴェローナ戦ではさっそく今季18ゴール目を決めたヴラホビッチ。新たな環境への適応は順調と言っていい。
それどころか、ユヴェントスという上位クラブへと移籍したこともあり、今後はさらなる得点ペースアップへの期待も高まるところだ。現時点ではレヴァンドフスキと6ゴール離されているものの、まだトップは射程圏内と言っていいだろう。

「今季もヨーロッパ・ゴールデンシュー(欧州得点王)のレースはレヴァンドフスキが独走中だが、セリエAのセルビア代表FWは侮れない存在だ。何か特別なことが起こらない限りバイエルンのストライカーがまたタイトルを獲得するだろうが、ヴラホビッチはその“何か”を起こす可能性がある。6ゴール差あるものの、レヴァンドフスキは決して予断を許さない状況にある」

そんな今後の欧州得点王争いに関しては、独『WAZ』もこのような見解を示している。まだしばらくはレヴァンドフスキの独走が濃厚ではあるものの、やはりヴラホビッチにもチャンスはあるか。
今冬からユヴェントスに加わり、さらに得点ペースを上げてくることも予想されるセルビアの怪物ストライカー。セリエAで暴れる点取り屋にも注目はしておきたいところだ。