アーセナルで才能を証明している冨安 photo/Getty Images
5大リーグのタイトルさえ獲れればアジア史上最高の評価を手にする可能性も
アジア史上最高の選手は誰なのか。先日英『Sportbible』がこの疑問を投げかけたことで、SNS上では世界のサッカーファンから様々な意見が挙がっている。
日本ならば中田英寿、香川真司、本田圭佑、中村俊輔、オーストラリアならティム・ケイヒル、ハリー・キュウェル、イランからはアリ・ダエイらの名前が出ているが、全体的に人気なのは元韓国代表MFパク・チソンと現韓国代表FWソン・フンミンの2人だ。
「ソン・フンミンであるべきだろう。彼は圧倒的にアジア最高の選手だ。パク・チソンよりもスキルがあり、フィニッシュの精度も優れている」
「トロフィーではパク・チソン、スキルならソン・フンミン」
サッカーファンからはこうした声が挙がっており、マンチェスター・ユナイテッドでもプレイしたパク・チソンはプレミアリーグに加えてチャンピオンズリーグの優勝経験もある。タイトルで評価するなら、トッテナムでタイトルを獲得できていないソン・フンミンは不利となる。
そんな中、一部のファンからはアーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋の名前も挙がっている。冨安はまだプレミアリーグでのプレイを始めたばかりだが、その才能は早くもイングランドのファンの心を掴んでいる。仮にアーセナルでプレミアのタイトルを獲ったとなれば、冨安もアジア史上最高の選手の候補には入ってくるかもしれない。それだけのポテンシャルは備えている。
ここまでは全体的に攻撃的なプレイヤーの名前が挙がる機会が多く、DFでアジア史上最高の選手候補に挙げられる者はあまり多くない。冨安はこれまでの常識を覆すレベルのアジア人DFであり、純粋な守備力がプレミアで評価されているのは見事だ。
プレミアのタイトルを獲得できれば冨安も本格的な候補となりそうだが、アジアの新たなる壁として5大リーグでタイトルを獲得できるのか。