ポルトで評価を高めるエヴァニウソン photo/Getty images
22歳と若い選手だ
マンチェスター・ユナイテッドのブルーノ・フェルナンデスやマンチェスター・シティのベルナルド・シウバ、リヴァプールのルイス・ディアスなど逸材を輩出し続けるポルトガルのプリメイラリーガ。特にベンフィカやポルト、スポルティングCP出身の選手はトップレベルのクラブでプレイしており、今在籍する選手に注目しておくのも悪くないだろう。
ブラジルのフルミネンセでキャリアをスタートさせ、2020年にポルトに加入。昨季は3ゴールに終わるも、今季はここまでリーグ戦では21試合に出場して11ゴール3アシストとブレイクしている。ウィンガーからストライカーにコンバートされた選手であり、積極的なドリブルは彼の魅力の一つだ。もう一つの武器としてシュート精度の高さが挙げられる。総シュート数は45本であり、そのうちオンターゲットは25本と55%の確率で枠内を捉えている。相手DFやGKからすればこれほどに怖い選手はいない。
今季大きく飛躍した選手であり、市場価値は現在2000万ユーロ(日本円にして約25億円)にまで跳ね上がっている。ポルト加入時は750万ユーロ(日本円にして約9.5億円)であり、ここ2年で約3倍の市場価値を持つようになった。
ルイス・ディアスを輩出したポルトで評価を高めているエヴァニウソン。ブラジル時代にはリヴァプールが興味を示していたとの話もあり、このまま活躍を続けることができれば、5大リーグへのステップアップも現実的な話となる(データは『SofaScore』より)。