ガッツポーズを見せたクロップ photo/Getty Images
コナテとマネのゴールで勝利する
リヴァプールはFAカップ準決勝でマンチェスター・シティと対戦。3-2と勝利し、決勝へと駒を進めた。
特に前線に入ったサディオ・マネは2ゴールを決め、勝利に大きく貢献。スピードのあるマネ、ルイス・ディアス、モハメド・サラーを並べて絶え間ないプレッシングを仕掛ける。速さに特長のある3選手を並べることで相手の余裕を削りとり、マネのプレスからGKのミスを誘いゴールを奪っている。
まさにリヴァプールの狙いが明確に見え、それが大きくハマり複数のゴールを決めることができた。ユルゲン・クロップ監督も試合後のインタビューで「今までで最高のハーフタイムだった」とコメント。何度もしのぎを削ったマンCに対し圧倒し「すべて正しいプレイができていた。適切な場面でゴールを重ねることができたね」と前半45分を喜んだ。
後半は2失点を決められて反撃を受けたが、前半のアドバンテージは大きくそのまま3-2と勝利。マンCも怪我人やターンオーバーなど決してベストなメンバーではなかった。それでも毎シーズンのようにタイトルを争うライバル相手に完璧な試合運びができたのは、今後の収穫にもなるはずだ。