アル・ドゥハイルで活躍するオルンガ photo/Getty Images
今季は国内リーグで得点王に
柏レイソルを離れ、カタールで最も価値の高い選手へ。今季も制御不能だったのは、カタールのアル・ドゥハイルでプレイするFWマイケル・オルンガ(28)だ。
Jリーグでも得点王&MVPを獲得するなど大暴れだった大型FWオルンガは、今季カタール国内リーグで24ゴールを挙げて得点王を獲得。残念ながらリーグ戦はアル・サッドに優勝を譲ったが、アジアチャンピオンズリーグの方ではオルンガも4ゴールを挙げてグループステージを突破。オルンガにとっては充実したシーズンだったと言える。
市場価値も当然上昇を続けている。現在のカタールには欧州で活躍したスター選手たちが集まっており、昨夏からカタール国内リーグで最も市場価値が高いのはアル・ラーヤンに加入したMFハメス・ロドリゲスだ。
しかし、ハメスは欧州復帰の希望を明かすなどカタールで上手くいっていない。昨夏の段階では2000万ユーロの市場価値がつけられていたが、この1年で1300万ユーロまで低下。これでもカタール国内で最高額なのだが、それをオルンガが猛追。昨夏500万ユーロだった市場価値は、カタールで2番目に高額となる900万ユーロまで上昇している。
ちなみに柏に在籍していた2019年冬の時点では120万ユーロの市場価値となっていたため、オルンガの評価がこの2年で急上昇しているのが分かる。順調に上昇を続けており、もはやオルンガはアジアで抑えられるレベルのストライカーではない。
欧州からの関心も噂されるが、この決定力が欧州トップリーグでも通用するのか試してほしい選手だ(市場価値は『Transfermarkt』より)。