今季公式戦10ゴールの堂安 photo/Getty Images
PSGから5年契約で獲得した
PSVはパリ・サンジェルマンからシャビ・シモンズの獲得を発表している。フランス王者が誇る新星は、プレイの場をオランダへと移すこととなった。
今季はエールディヴィジで公式戦33試合に出場して10ゴールを記録した。開幕当初は出場機会に恵まれなかった堂安だったが、第4節でゴールを決めるなど出場した試合で猛アピールを続ける。すると徐々に先発機会を増やしていき、最終的には二桁ゴールを達成する結果を残した。フランクフルトへ移籍を決めたマリオ・ゲッツェらと好連携でチームの得点源の1人として活躍する。
ゲッツェを失ったPSVにおいてシモンズは、彼を補うポテンシャルを秘めているアタッカーだろう。ラ・マシアで培った高精度なパスを供給できるだけでなく、ボールテクニックのうまさで縦への仕掛ける技術も高い。またもともとは中盤の選手だったため、豊富な運動量で各所に顔を出せる2列目のプレイヤーだ。
今季まで監督を務めたロジャー・シュミットが退任し、来季からはルート・ファン・ニステルローイ監督の就任が決まっているPSV。今季のように[4-2-3-1]であればシモンズはトップ下でのプレイが予想される。そうなれば、右サイドハーフの堂安とのコンビネーションからの得点にも期待がかかるだろう。