昨季はアトレティコに戻っても結果出なかったグリーズマン photo/Getty Images
このままの低空飛行では厳しい
W杯イヤーに完全復活できるだろうか。連覇を狙うフランス代表にて気になる存在の1人がFWアントワーヌ・グリーズマンだ。
4年前はフランス代表の絶対的エースだったのだが、歯車が狂い始めたのは2019年にアトレティコ・マドリードからバルセロナへ移籍したところからだ。
リーガ・エスパニョーラを代表するアタッカーの1人だったグリーズマンはバルセロナでも活躍するかと思われたが、想定していたほどの結果は得られなかった。
昨夏にはアトレティコにレンタルで復帰したが、昨季もリーグ戦ではまさかの3ゴールのみで終わってしまった。レアル・ソシエダ時代の2012-13シーズンからアトレティコ時代の2018-19シーズンまでは継続してリーグ戦二桁得点を記録していたのだが、バルセロナへ移籍した2019-20シーズンは9ゴール、そして昨季は3ゴールと何かが噛み合っていない。
スペイン『MARCA』は今季もアトレティコでプレイを続けることになると見ているが、フランス代表にとってグリーズマンの復活は欠かせない。それはルイス・スアレスを手放したアトレティコも同じだ。
フランス代表ではMFポール・ポグバが膝に問題を抱えており、ワールドカップに間に合うかはまだ分からない。グリーズマンまで調子を落としたままとなれば連覇へ大問題だが、4年前のエースはもう一度ギアを上げられるか。
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