フランクフルト攻撃陣を引っ張る鎌田 photo/Getty Images
早くもリーグ戦で3点目
チーム1、2を争うチャンスメイカーだったMFフィリップ・コスティッチが退団したフランクフルトにて、攻撃のキングになるのは誰なのか。やはり日本代表MF鎌田大地だろう。
鎌田は3日に行われたブンデスリーガ第5節ライプツィヒ戦に先発すると、前半16分に味方が頭で折り返したボールにダイビングヘッドで合わせて先制点を記録。これで早くも今季3ゴール目となり、チームも強敵ライプツィヒを4-0で撃破することに成功した。
地元メディアからの評価も当然高い。『Frankfurter Rundschau』は鎌田について「アイントラハトが彼を残留させたのは何と素晴らしいことか」と称賛。鎌田にも移籍の噂はあったが、鎌田はフランクフルトでの冒険を続けることになった。これはフランクフルトにとって大きな『補強』だ。
鎌田は昨季ヨーロッパリーグで5ゴールを記録するなど欧州カップ戦ではハイペースで得点を重ねてきたが、ブンデスリーガの方では2020-21シーズンの5ゴールがキャリアハイとなっている。昨季も4ゴールだったが、今季は早くも3点目だ。キャリアハイ更新への期待は高まっており、スタートは申し分ない。
チームは新戦力のMFマリオ・ゲッツェに加え、大型FWランダル・コロ・ムアニのヒットが大きい。リーグ戦で2ゴールを奪っているのもそうだが、前線で体を張るパワーを備えている。
今季のフランクフルトはチャンピオンズリーグの戦いもある。