素早い切り替えからアシストで広島の大勝に貢献 “6試合5ゴー...の画像はこちら >>

存在感を発揮する川村 photo/Getty Images

川村が台頭している

サンフレッチェ広島はJ1第31節で浦和レッズと対戦。4ゴールを叩きこみ4-1と圧勝した。

この試合でゴールこそなかったものの、チームに勢いを与えた存在が川村拓夢である。

この試合もボランチで先発出場した川村。前線から積極的なプレッシングをかけていくチームでバランスを見ながら中盤で支えていく。時に前線に顔を出しながら攻撃にアクセントを加えた川村が得点に絡んだのは後半だった。

2点をリードして迎えた71分、見方が奪ったボールを拾った川村はすぐさま満田誠にパスを供給。岩波拓也を振り切った満田がゴールを決めて3-0と点差を大きく離す。即時奪回による切り替えの早さを見せた川村を起点にチームは勝利に近づくゴールを生んだのだ。

今季愛媛FCからのレンタル移籍からかえってきた川村は終盤戦に大きくブレイク。ボランチながら公式戦6試合で5ゴールを決めるなど、得点力を存分に発揮した。今試合ではゴールはなかったが、アシストで得点に絡み、チームの勝利に貢献。23歳と若い逸材は広島の将来を担う存在として今後も輝いていくことだろう。

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