ベンゼマのバロンドール受賞でより際立つ“2009年レアルの大...の画像はこちら >>

このシーズンにレアルへ加入した3選手 photo/Getty Images

バロンドール受賞者が3人目に

2022年のバロンドールは35歳のカリム・ベンゼマが初受賞した。昨季カルロ・アンチェロッティ監督の下で得点力を爆発させたストライカーは、レアル・マドリードのリーガ・エスパニョーラとUEFAチャンピオンズリーグの2冠達成に貢献。

フランス代表にも復帰するなど、順風満帆なシーズンを送っている。

長らくレアルのエースとして活躍するベンゼマは、2009年夏にクラブへ加入した。07-08シーズンリヨンで20ゴールを決めてリーグ・アンの得点王を獲得し、翌年も17ゴールと得点を量産していた22歳のFWは銀河系軍団のユニフォームに袖を通すことになる。

しかし当時はベンゼマだけでなくミランからカカー、マンチェスター・ユナイテッドからクリスティアーノ・ロナウドが加入しており、ビッグネームたちとともにレアルへと加入。彼らだけでなく、リヴァプールからシャビ・アロンソとアルバロ・アルベロア、バレンシアからラウール・アルビオル、ヘタフェからエステバン・グラネロなど、レアルの主力となる選手たちがこぞって加入した。

そしてベンゼマが今季バロンドールを受賞したことで、カカー(2007年)、C・ロナウド(2008年、2013~14年、2016~17年)に続き、このシーズンに加入したプレイヤーとして3人目となることに。この前シーズンは、ライバルのバルセロナがジョゼップ・グアルディオラ監督の下で全コンペティションを制覇し黄金期へ突入。そんな中で2度目の就任となったフロレンティーノ・ペレス氏が打倒バルセロナとして大型補強を決行していた。カカーやC・ロナウドとともにエース候補として加入したベンゼマは、13年後までチームで活躍し、バロンドールを獲得することになった。

編集部おすすめ