J1昇格プレイオフ進出を決めた(写真はイメージ) photo/Getty Images
山形が6位へ浮上する
J2第42節でモンテディオ山形と徳島ヴォルティスが対戦。J1参入プレーオフを争う両チームの一戦は2-0でモンテディオ山形が勝利した。
勝点1差で6位の徳島と8位の山形は勝利したほうがプレーオフ進出という状況下での直接対決となった。前半はボールを保持する徳島に対して前線から積極的にプレッシングをかけ、15分には相手のパスミスを誘発。ボールを奪った山形がすかさずカウンターを仕掛けると、ディサロ燦シルヴァーノが豪快にゴールネットを揺らし、山形が先制点を挙げた。
失点から5分後の20分、徳島にさらなる悪夢が襲う。山形に背後のスペースを狙われると、イエローカードをもらっているエウシーニョがファウル。2枚目イエローとなり、退場処分となってしまう。1点ビハインドの上、残り70分を10人で戦うことを強いられる。
すると後半にもゴールを奪ったのは山形だった。右サイドを崩して半田陸から藤田息吹が抜け出し、クロスを入れる。中央で走りこんだディサロが詰めてゴール。山形が2点差に広げる。さらに77分にも國分伸太郎が決定機を迎えるものの、GKにブロックされる。
後半アディショナルタイムには山形がPKを獲得し、チアゴ・アウベスが成功し山形が3点目。試合はこのまま3-0で山形が勝利した。他会場で仙台が秋田とスコアレスドローのため、勝利した山形が2チームを抜き、6位へと浮上。J1参入プレイオフ進出を決めた。