メディアからの高評価が続く鎌田大地 photo/Getty images
各地でサムライが活躍している
今週末の欧州リーグも盛り上がりを見せた。とくに日本人選手が各クラブで躍動しており、5大リーグに出場した選手の結果を振り返る。
『プレミアリーグ』
冨安健洋(アーセナル)
先発63分OUT
(アーセナル 5-0 ノッティンガム・フォレスト)
評点7.2
先発出場が続いている冨安はノッティンガム・フォレスト戦では左サイドバックとして先発となった。右SB、左SBと交互に起用されており、冨安のユーティリティ性が生かされている。
三笘薫(ブライトン)
先発73分OUT
(ブライトン 4-1 チェルシー)
評点7.2
負傷離脱していた三笘はトレーニングに復帰しチェルシー戦で復帰を果たした。しかも先発に選ばれており、プレミアでは初のスタメンとなる。システムも三笘用なのか4バックになっており、三笘は左サイドハーフとしてピッチに立つ。5分にいきなりアシストを記録するなど存在感を放っており、素晴らしい初先発となった。
『リーガ・エスパニョーラ』
久保建英(レアル・ソシエダ)
出場なし
(レアル・ソシエダ 0-2 レアル・ベティス)
評点なし
10月は全試合出場を継続していた久保だが、ELオモニア戦で左肩を負傷しその影響でベティス戦を欠場することになった。チームは敗れており、マンチェスター・ユナイテッド戦に出場できるのか。
『ブンデスリーガ』
原口元気(ウニオン・ベルリン)
途中出場59分IN
(ウニオン・ベルリン 2-1 ボルシアMG)
評定6.4
今季は昨季ほど出番のない原口だが、ボルシアMG戦ではピッチに立っている。W杯のためにもプレイタイムの確保は必須であり、これからの活躍に注目だ。
吉田麻也(シャルケ)
先発フル出場
(シャルケ 0-2 フライブルク)
評点7.0
今季は失点の止まらないシャルケだが、吉田個人のスタッツは優れていた。とくに空中戦は力強く、5戦5勝と勝率100%を記録した。
伊藤洋輝・遠藤航(シュツットガルト)
伊藤、遠藤共に先発フル出場
(シュツットガルト 2-1 アウクスブルク)
評点6.5、7.1
アウクスブルクに勝利しシュツットガルトは今季リーグ戦2つ目の白星を獲得した。伊藤、遠藤は両者ともに先発フル出場しており、攻守両面で存在感を発揮している。
堂安律(フライブルク)
先発76分OUT
(シャルケ 0-2 フライブルク)
評点6.6
鎌田大地・長谷部誠(フランクフルト)
鎌田は先発84分OUT
長谷部は出番なし
(フランクフルト 1-2 ボルシア・ドルトムント)
評点7.4評点なし
フランクフルトは敗れたが、鎌田はハイパフォーマンスを継続している。この試合でもゴールを奪っており、今季これで通算11ゴール目だ。ドイツメディア『Kicker』が独自に選ぶ節ごとのブンデスリーガベストイレブンに選ばれており、今季3度目の選出となった。
板倉滉(ボルシアMG)
出場なし
(ウニオン・ベルリン 2-1 ボルシアMG)
評点なし
浅野拓磨(ボーフム)
出場なし
(ヴォルフスブルク 4-0 ボーフム)
評定なし
『リーグ・アン』
伊東純也(スタッド・ランス)
先発フル出場
(ブレスト 0-0 スタッド・ランス)
評点6.4
出場停止処分から復帰し伊東は2試合連続での先発とチームからの信頼度は高い。得点はなかったが、4回のキーパスを記録して攻撃を活性化させた。
川島永嗣(ストラスブール)
出場なし
(ストラスブール 2-2 マルセイユ)
評点なし
オナイウ阿道(トゥールーズ)
途中出場72分IN
(ランス 3-0 トゥールーズ)
評点5.9
南野拓実(モナコ)
先発55分OUT
(モナコ 2-0 アンジェ)
評点6.0
リーグ戦ではクレルモン戦以来の先発となったが、存在感を示せず後半にベンチに下がった。
「元リヴァプールの選手はまだ調子が上がらないようだ。より多くのプレイに関与したが、効果的なプレイはなかった。ゴロビンとエンリケがベンチにいるためセットプレイのキッカーを任されたが、効果的なボールは供給できず」
仏『Get French Football News』では南野をこのように評価している。ネガティブな意見が多く、南野はパフォーマンスでこの評価を覆したい。