久保建英がピッチに戻ってくるようだ photo/Getty images
今季のセビージャは絶不調だ
好調を維持していた久保建英所属のレアル・ソシエダだが、リーグ戦では直近3試合勝ちがない。マジョルカに1-0で競り勝って以降バリャドリード、レアル・ベティス、バレンシアと対戦しているが、勝てていない。
この原因は主力選手の離脱にある。日本代表の久保はELオモニア戦で肩を負傷してしまい、そこから3試合出番がない。直近のバレンシア戦ではベンチ入りしたが、ラ・レアルは早々に10人となってしまい、ピッチに出ることはなかった。
ダビド・シルバも久保同様に欠場が続いている。ELオモニア戦から4試合戦列から離れており、不動のトップ下を欠いた状態でラ・レアルは苦戦中だ。それでもパブロ・マリンという19歳が台頭しており、シルバ不在をイマノル・アルグアシル監督はチャンスと見て若手にプレイタイムを与えている。
西『MUNDO DEPORTIVO』によると、その久保とシルバは次節セビージャ戦で起用可能なようだ。
「彼らはずっと良いトレーニングをしてきたし、2人が納得しているのならリスクを冒すのに適切なタイミングだ」
2人について同メディアでは指揮官であるアルグアシル監督が起用可能だと話しており、セビージャ戦ではトップ下にシルバ、セカンドストライカーとして久保の先発が期待できる。
シルバはピッチにいれば敵陣深い位置で時間を作ることができる。36歳と大ベテランの域に突入しているがその技術は衰えておらず、相手に囲まれてもボールを失うことはない。敵陣で少しでも時間を作れれば次は久保の出番だ。ドリブルでの突破、パス、シュートと武器が多く、ジローナ戦以来のゴールに期待したい。
シルバや久保、アレクサンデル・セルロートと本来先発の選手が戻ってくれば、控えにはこの期間で成長した選手たちがいる。FWカルロス・フェルナンデスやMFマリン、MFジョン・マグナセライアらのことであり、久保不在時に出場機会を得てピッチで存在感を発揮している。
ミケル・オヤルサバルやウマル・サディク、モハメド・アリ・チョーとまだまだ離脱者はいるものの、久保とシルバの復帰は心強い。今季のセビージャはここまで17位と下位に沈んでおり、確実に勝ち点3を獲得したい。

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