上月がブンデス初ゴールを決める photo/Getty Images
ライプツィヒ戦でゴール
ウィンターブレイクでトップチームへと昇格したばかりの日本人プレイヤーが、ドイツの地でゴールネットを揺らした。ブンデスリーガ第17節のライプツィヒ戦で初ゴールを決めた上月壮一郎だ。
上月は吉田麻也とともに先発出場し、右サイドハーフでプレイ。前半から大差を付けられるなど苦しい展開となるが、56分にボールを受けた上月は、絶妙なターンでヨシュコ・グヴァルディオルとマルツェル・ハルステンベルクの間を抜き去り、ゴールを決めてみせた。
試合はライプツィヒが終盤に2ゴールを追加して1-6と大敗を喫してしまったものの、上月は早くも結果を残してチームにアピールした。FIFAワールドカップ・カタール大会の中断中にU-23からトップチームへの契約を勝ち取り、ブンデスリーガ再開初戦となった第16節フランクフルト戦でいきなりの先発デビューを飾った上月。積極的な仕掛けから決定機を作るなどアピールに成功した。
続く2戦目でゴールを決めるなど大きな活躍を見せた上月だが、チームは連敗。さらに大量失点を重ねており、順位も最下位に沈んでいる。シャルケのニュースターは救世主となるべく、次戦は勝利につながる結果を残していきたい。