DFの負傷者続出の川崎、J2で修行中の若武者が復帰　昨季途中加入で千葉の主力となった田邉秀斗
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田邉が川崎へ復帰（写真はイメージ） photo/Getty Images

新潟戦では山村が負傷

川崎フロンターレは13日、ジェフユナイテッド千葉に期限付き移籍中だった田邉秀斗が両クラブ・選手合意のもと期限付き移籍契約を解除し、チームに復帰することを発表した。

田邉は2021年に静岡学園高校から川崎へ入団。

AFCチャンピオンズリーグの北京国安戦でデビューすると、翌年の7月には千葉に育成型期限付き移籍で加入した。足元の技術やビルドアップ能力に優れた田邉は3バックの一角として出場機会を増やし、昨季J2リーグ戦15試合に出場している。

今季もレンタル期間を延長して千葉でプレイしていた田邉だが、所属元の川崎にDFの負傷者が続出。すでに登里享平、車屋紳太郎、ジェジエウが離脱しており、第4節のアルビレックス新潟戦では山村和也も負傷し、今季U-18から昇格したばかりのルーキー・松長根悠仁と交代した。

田邉は川崎のクラブ公式を通じて、「自分がジェフユナイテッド千葉で得た経験を存分に発揮してチームの力になれるよう頑張りますので、応援よろしくお願いします！」とコメントしている。川崎としては苦しい台所事情での復帰要請だが、田邉からすればこれ以上ないチャンスだ。自らのポテンシャルを発揮して先発奪取といきたい。

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