マンUでのパフォーマンスが評価されている photo/Getty Images
ベグホルストは良い流れで代表戦を迎える
オランダ代表でもスタメンの座を勝ち取るチャンスがやってきそうだ。ルイ・ファン・ハール監督の後を継いだロナルド・クーマン監督は、FWボウト・ベグホルストの成長を認めている。
1月にベシクタシュからマンチェスター・ユナイテッドへと活躍の場を移したベグホルスト。FWアントニー・マルシャルが負傷により多くの試合を欠場しているため、主にセンターフォワードのポジションでレギュラーとして活躍。マンUデビューを飾った1月のクリスタル・パレス戦から公式戦18試合連続で先発出場を果たしており、攻撃でも守備でも貢献度の高いプレイを見せている。
そんな状況で突入した3月下旬のインターナショナルマッチ・ウィーク。ワールドカップ・カタール大会をオランダ代表の一員として戦ったベグホルストは、代表指揮官がクーマン監督に代わった今回も引き続きメンバーに選ばれた。
オランダ『Voetbal International』によると、クーマン監督はベグホルストのここ最近の活躍を高く評価しているようで、彼をプランB扱いするつもりもない模様。前回オランダ代表指揮官を務めていた2018年から2020年の間に、ベグホルストよりFWルーク・デ・ヨングを重宝していた理由をこのように明かしている。
「オランダ代表での最初の期間、ボウトではなくルーク・デ・ヨングを選んでいたのは、ルークの方がピンチヒッターとして優れていると思ったからだ。しかし、ボウトは重要な選択肢となるほどに成長を遂げた」
ファン・ハール監督が指揮をとっていたワールドカップ・カタール大会では、準々決勝のアルゼンチン戦で途中出場から2ゴールを奪い、土壇場で試合を延長戦に持ち込んでみせたベグホルスト。マンUでのパフォーマンスを維持できれば今後は代表でも十分スタメンを張ることができそうだが、25日のフランス戦、28日のジブラルタル戦でさらに評価を高めることができるか。