ソシエダを支える久保(右)とD・シルバ(左)photo/Getty Images
試合中によくアドバイスも
レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英が、スペインのレジェンドで、チームメイトでもあるMFダビド・シルバの凄さを口にした。
現在21歳の久保は、昨夏の移籍市場でソシエダへ完全移籍。
また、2010年のワールドカップ優勝経験を筆頭に、EURO連覇や4度のプレミアリーグ制覇など、長きにわたって世界の第一線で活躍してきたD・シルバがチームメイトにいることも、久保にとっては大きいだろう。久保とD・シルバは背格好が似ており、近いプレイスタイルを持っていることから、このレジェンドが素晴らしいお手本となっているに違いない。実際、『DAZN』のインタビューに応じた久保は、D・シルバに関して次のように語っている。
「トレーニングでは、(D・シルバからボールを奪う)チャンスがないことはわかっているので、彼に対してはあえてあまりプレッシャーをかけに行きません。他の選手にパスするかどうかを見極めつつ、(彼がパスを出した先にいる)他のチームメイトから(ボールを)奪います」
「ピッチでは、僕から尋ねなくても、彼は常にアドバイスをくれます。ピッチに入ると、僕はいつも1つギアを上げてしまうんですけど、彼は『スピードを落とせ。周りのスペースを見ろ』と言ってくれます。彼のベストな特長のひとつは、スペースを見つけられること。彼はいつもひとりで立っているように見えますが、常にスペースを見つけていますからね」
現在、リーガ・エスパニョーラでチャンピオンズリーグ出場圏内の4位につけているソシエダ。