久保建英、D・シルバら“魅惑の中盤”を活かせるエースはいるか...の画像はこちら >>

今季はリーガで4位に入ったソシエダ photo/Getty Images

中盤の構成はトップクラス

今季リーガ・エスパニョーラで4位に入り、来季のチャンピオンズリーグ出場権を手にしたレアル・ソシエダ。新シーズンへ楽しみは広がるが、課題の1つとなるのがセンターフォワードの人選だ。



今季はノルウェーの大型FWアレクサンデル・セルロートがチームトップとなるシーズン16ゴールを記録したが、セルロートはライプツィヒからレンタルで獲得していた選手だ。今後どうなるかは分からない。

そのセルロートに続くのは、攻撃的MFブライス・メンデスで11ゴール、その次が日本代表MF久保建英で9ゴールだ。他にもMFロベルト・ナバーロが6ゴール、MFミケル・メリノとダビド・シルバが3ゴールずつ挙げるなど、今季のソシエダを引っ張ったのは中盤の選手たちだ。

スペイン『Mundo Deportivo』もソシエダのセンターフォワード探しに注目しているが、昨夏にフランスのアンジェから獲得した19歳のFWモハメド・アリ・チョはまだ完成されていない。怪我もあったとはいえ今季は2ゴールでシーズンを終えており、まだエースと呼べる段階ではないだろう。

昨夏にアルメリアから獲得したナイジェリア代表FWウマル・サディクには大きな期待がかかっていたのだが、シーズン序盤に大怪我を負ってしまった。今もリハビリは続いており、以前の状態を取り戻すまでには時間がかかるはずだ。

中盤に久保やシルバなど優秀なチャンスメイカーが揃っているため、そのチャンスボールを確実に沈める絶対的なエースが欲しい。MF陣のゴールに頼る戦い方では厳しく、今夏は攻撃をさらに加速させる一流FWの獲得が課題だ。

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