世界切り裂く“爆速”の宮澤ひなたに世界が衝撃 強烈5発に「宮...の画像はこちら >>

なでしこジャパンを引っ張る宮澤 photo/Getty Images

得点ランクをリードすると誰が予想したか

ベスト16でも鮮やかにノルウェー女子代表を撃破し、世界の注目を集めるなでしこジャパン。中でも大旋風を巻き起こしているのが快速のMF宮澤ひなただ。



宮澤はここまで得点ランク首位となる5ゴールを記録しており、味方のスルーパスに強烈なスピードで駆け込む宮澤の姿は現なでしこ鉄板パターンの1つとなりつつある。

これには世界も驚いている。大会前の時点で宮澤を得点ランク上位候補に挙げていた人は少なかったはずで、スペイン『as』もどこまで数字を伸ばすのかと楽しみにしている。

「宮澤は予想外のゴールゲッターだった。23歳の宮澤は代表キャップ数22試合で4ゴールとの成績でW杯に参加したのだが、その彼女がすでに5ゴールを決めて得点王争いをリードしている。この5ゴールという数字は2011年に日本史上最高のスターである澤穂希が決めた数字に並んでいる。
宮澤には単一大会で最多のゴールを記録した日本人選手になるチャンスがあり、まだ3試合残っている。残りのラウンドを勝ち切るなら、宮澤は1大会最多得点記録である元アメリカ女子代表のミシェル・エイカーズの10ゴールに届く可能性もある」

ベスト8以降の戦いはより激しいものとなるため、そう簡単にゴールは奪えないだろう。さすがにミシェル・エイカーズの数字を狙うのは現実的ではないかもしれないが、大会得点王の可能性ならば十分にあり得る。

ベスト8で対戦するスウェーデン代表もなでしこジャパンを徹底的に研究してくるはずだが、華麗なパスワークと宮澤のスピードはここでも爆発するか。