レヴァンドフスキはいるが…… photo/Getty Images
スターと呼べるタレントは減少傾向に
昨季のリーガ・エスパニョーラではバルセロナFWロベルト・レヴァンドフスキが得点王を獲得したが、今季レヴァンドフスキと争えるアタッカーはいるだろうか。
気になるのは、リーガ・エスパニョーラから本格派のセンターフォワードが減少傾向にあることだ。
スペイン『as』は対抗馬をリストアップしているが、やや層は薄い。リストアップされたのはアトレティコ・マドリードFWアントワーヌ・グリーズマン、レアル・マドリードFWヴィニシウス・ジュニオール、セルタFWイアゴ・アスパス、レアル・ベティスFWボルハ・イグレシアスの4人だが、果たしてレヴァンドフスキのペースについていける者はいるだろうか。
昨季15ゴール16アシストとフィニッシュ&チャンスメイクの両面で結果を出したグリーズマンは候補者だが、最近のグリーズマンはポジションを下げてプレイすることも多い。ヴィニシウスは左ウイングとして得点力を上げてきたが、それも中央でベンゼマとの連携があればこそだ。
得点王候補に挙げられるアタッカーが少ないのはリーグとして少々寂しいが、果たして得点王のタイトルを獲るのは誰なのか。SNS上ではレアルがパリ・サンジェルマンFWキリアン・ムバッペを獲得した場合はムバッペが最有力になるとの意見もあるが、ややスター不足な感は否めないか。