メッシはアメリカでも“神”だった いきなりのタイトル王手へ「...の画像はこちら >>

リーグ・カップ準決勝でも輝いたメッシ photo/Getty Images

いきなりのタイトルに王手

いきなりアメリカでタイトルを獲得するのだろうか。インテル・マイアミへ移籍したFWリオネル・メッシの勢いが止まらない。



メッシはまだリーグ戦での出場はなく、現在はリーグ・カップの戦いが続いている。デビュー戦となった7月22日のクルス・アスル戦よりメッシ劇場はスタートし、続くアトランタ・ユナイテッド戦、オーランド・シティSC戦、ベスト16のFCダラス戦、ベスト8のシャーロット戦、そして16日に行われたベスト4のフィラデルフィア・ユニオン戦と、メッシはこの6試合で9ゴール1アシストと驚異的な成績を残している。

スペイン『MARCA』はこの快進撃について、「メッシはわずか1か月で、カンファレンスでリーグ最下位だったチームをリーグカップのファイナリストに変えた」と取り上げている。

インテル・マイアミはベスト4のフィラデルフィア戦も4-1のスコアで勝利を収めるなど快調に勝ち進んでいるが、国内リーグの方ではイースタン・カンファレンスで5勝のみの最下位に沈んでいるチームだ。決して強豪というわけではない。そんなクラブがメッシの加入から激変しているのだから、やはりサッカー界の神の影響力は凄まじい。

もちろんメッシだけの力ではなく、同時に加入したMFセルヒオ・ブスケッツ、DFジョルディ・アルバ、今冬に加入していたFWホセフ・マルティネスなど、チーム全員の頑張りがあればこそだ。

とはいえ、メッシはこのリーグ・カップで9ゴールを挙げており、大会得点ランク首位に立っている。インテル・マイアミの決勝進出にメッシが多大なる貢献をしているのは確かだ。

決勝は20日に予定されており、相手はイースタン・カンファレンス4位と上位につけるナッシュビルだ。国内リーグの状況は明らかにナッシュビルの方が良いのだが、今のインテル・マイアミに怖いものはないだろう。

このリーグ・カップは3位に入ったチームまで2024CONCACAFチャンピオンズカップへの出場権が与えられることになっており、優勝チームは自動的にベスト16に進める仕様となっている。
またこのチャンピオンズカップ優勝チームは2025年に予定されるクラブ・ワールドカップに進むことにもなっており、メッシがインテル・マイアミをどこまで導くか注目される。

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