宮澤は5ゴールを奪って得点王に photo/Getty Images
女子W杯では主役級の活躍
出場国が32に拡大し、大いに盛り上がったFIFA女子ワールドカップ2023はスペイン女子代表の優勝で幕を閉じた。
なでしこジャパンは惜しくもベスト8でスウェーデンに敗れたが、なでしこのパフォーマンスも大会を大いに盛り上げたと言えよう。
英『The Guardian』は『女子ワールドカップ2023ベストイレブン』を作成しているが、そこには日本からNewスター候補のFW宮澤ひなた(23)が選出されている。
大会前はそこまで知名度の高いアタッカーではなかったかもしれないが、宮澤は自慢のスピードを武器に5ゴールを記録。大会得点王に輝いた。同メディアは[4-3-3]のセンターフォワード枠として宮澤をベストイレブンに含めており、今後のさらなる活躍に期待をかけている。
「新星である23歳の宮澤の素晴らしいパフォーマンスも見逃せない。彼女の5ゴールは2011年ワールドカップでの澤穂希の記録と並ぶ数字で、彼女はゴールデンブーツを手に今大会を終えた。普段はMFである彼女を池田太は高い位置に押し上げており、特にカウンターで威力を発揮した。彼女は今後も注目の選手だ」
23歳と若いことも特長的で、今後のなでしこを引っ張るリーダー候補の1人でもある。あのスピードは大きな武器であり続けるだろう。
今回同メディアが選んだベストイレブンは以下の通りだ。
GK:ゼチラ・ムショビッチ(スウェーデン)
DF:ジェス・カーター(イングランド)、アマンダ・イレステット(スウェーデン)、アレックス・グリーンウッド(イングランド)、オルガ・カルモナ(スペイン)
MF:アイタナ・ボンマティ(スペイン)、ジル・ルート(オランダ)、カトリーナ・ゴリー(オーストラリア)、
FW:サルマ・パラジュエロ(スペイン)、宮澤ひなた(日本)、ローレン・ヘンプ(イングランド)