京都に勝利し、首位に返り咲いた神戸(画像はイメージ) photo/Getty Images
マタ&ヴェーチェイを獲得
今シーズン、明治安田生命J1リーグで強さを発揮しているのがヴィッセル神戸だ。すでに19ゴールを決め、得点ランキングのトップを走るFW大迫勇也を中心に好調をキープしている。
神戸は第26節で京都サンガF.C.と対戦。前節のFC東京戦は劇的な同点ゴールで貴重な勝ち点1を獲得していたが、リーグ戦直近2試合は勝ち点3を獲得できていない状況であった。
そんななか、挑んだ京都戦だが、開始早々の6分に京都のFW原大智に先制ゴールを許してしまう。リーグ戦3試合連続で先制点を許し、追いかける展開となった。
しかし、神戸は18分にMF川崎修平が同点ゴールを決め、前半のうちに試合を振り出しに戻す。そして迎えた後半52分に、途中出場のFWジェアン・パトリッキが裏に抜け出し、左足を振り抜き逆転ゴールを決める。
貴重な勝ち点3を獲得した神戸は、横浜F・マリノスが柏レイソルに負けたため、首位に返り咲いた。
神戸はチームの要であった齊藤未月が全治1年の怪我を負ってしまったが、今夏新たにハンガリー代表MFバーリント・ヴェーチェイと、チェルシーやマンチェスター・ユナイテッドでプレイした元スペイン代表MFファン・マタを獲得した。
中盤の要を失ってしまった神戸であったが、すぐさま経験豊富な2人のMFを獲得した。
J1リーグも残り8試合となった。クラブ史上初のリーグ優勝を目指す神戸にとって2人の新加入選手の活躍が鍵となるか。