今季はバルセロナでプレイするギュンドアン photo/Getty Images
残留の可能性もあった?
2016年にドルトムントからマンチェスター・シティに加入したドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアン。
加入当初は、ダビド・シルバ、ケビン・デ・ブライネ、フェルナンジーニョといったメンバーの影に隠れることも多かったが、年を重ねるにつれて存在感を徐々に発揮。
そんな、ギュンドアンだが、今夏にマンCを退団し、バルセロナへの移籍を果たした。数々のビッグクラブがギュンドアン獲得を試みたが、最終的にはスペイン王者を選択した。ギュンドアンは独『Bild』のインタビューで、別れの挨拶を直接言えず、恩師のペップ・グアルディオラ監督にも電話で伝えたという。
「残念ながら、直接別れの挨拶をしなかった。決断したのはチャンピオンズリーグ決勝後、ドイツ対コロンビア戦の2日前だったからね」
「それはおそらく、これまでの人生で最も困難な電話だった。会話は感情的なものだったし、ペップも喜んでくれた。私は彼の心のクラブであり、幼少期に過ごしていたクラブに移籍した。そしてファンとして彼はそのことにとても喜んで話してくれた」
「彼は『何か必要なことがあれば、いつでも私に連絡して』とも言ってくれた。ペップを監督として経験できたのは素晴らしいことだった。
またギュンドアンは、マンCからの交渉が本格的に始まるのが遅く、長い間待ったとも話している。もう少し早く交渉がスタートしていたら状況は変わっていただろうともコメントしていたが、退団は完璧なタイミングで、これ以上のタイミングは無かったともコメントしている。
ギュンドアンがマンCで残した功績は間違いなくレジェンドと言えるだろう。新天地のバルセロナでも4試合全てスタメンで出場し、2アシストをマークしている。