バルサで主力となっているヤマル photo/Getty Images
16歳でバルサの主力
まだリーガ・エスパニョーラでの初ゴールは決まっていないが、すっかりバルセロナの主戦力となりつつある16歳のFWラミン・ヤマル。
16歳の青年がバルセロナのトップチームでプレイしているのは普通のことではないが、パフォーマンスを見ればそれも納得だ。
右サイドから繰り出すドリブルはリーガのDFたちを十分に翻弄しており、先日1-0で勝利したセビージャ戦でも何度も相手DFがヤマルに振り回されていた。
今季リーグ戦にてヤマルは13回のドリブル成功数を記録しているが、これはDFアレハンドロ・バルデ、ジョアン・カンセロの2人と並んでチームトップの数字だ。
バルセロナでプレイする若きレフティーアタッカーとくれば、どうしてもリオネル・メッシとの比較が生じる。これまでも世界各国でメッシと比較される若手がいたが、英『Sportbible』はヤマルこそ本物と絶賛する。
「ヤマルはすでに若き日のリオネル・メッシと比較されている。長年多くの若手がそうした比較をされてきたが、どうやらヤマルは本物のようだ。今夏にはウスマン・デンベレがPSGに向かったが、バルサが他のウイングと契約しなかったという事実は、ヤマルに対してどれほどの信頼と信念を持っているかを示していると言える」
16歳にして市場価値は2500万ユーロまで上昇しており、今世界で最もホットな10代プレイヤーの1人と言ってもいいだろう。今後も指揮官シャビ・エルナンデスはチャンスを与えていくはずで、ヤマルがこの1年でどこまで進化するのか注目される。