ニューカッスルでプレイするウィロック photo/Getty Images
ハフェルツの数字が上がらない
ニューカッスルの中盤に新たなピースが加わった。
ハムストリング負傷の長期離脱から戻ってきたのは、24歳のMFジョー・ウィロックだ。
ウィロックは1日に行われたマンチェスター・ユナイテッドとのEFL杯・4回戦に先発し、そこで1ゴールの活躍を披露。チームもマンUを3-0のスコアで粉砕しており、ウィロックにとっては最高な形での先発復帰となった。
ウィロックといえば、アーセナルのアカデミーで育ってきた選手だ。アーセナルでも徐々に出番は増やしていたが、主力に定着できぬまま2021年にニューカッスルへ移籍している。
ただ、『Football Transfers』は今のアーセナルにウィロックがいれば大きな戦力になったのではないかと取り上げている。というのも、今夏チェルシーから加えたMFカイ・ハフェルツの数字が上がってこないからだ。
ハフェルツの獲得にアーセナルは6000万ポンドの移籍金を投じており、本来はチームの中心になってほしい選手だ。しかしここまではリーグ戦で1ゴール決めたのみで、インサイドハーフとして物足りない日々が続いている。今のハフェルツならば、ウィロックの方が戦力になったはずと同メディアは見ているのだ。
「ウィロックが負傷から復帰してゴールを決めたことで、一部のアーセナルサポーターはアルテタがウィロックを引き留めていてくれればと思ったのではないか。24歳のウィロックは、ハフェルツがここまで出来ていない役割をニューカッスルでこなしている」
ウィロックの場合はニューカッスルで成長した部分もあるため、あのままアーセナルに残しておくべきだったかは意見が分かれるところだろう。いずれにしても、ハフェルツの数字に納得できないところがあるのは確かだ。