19歳ガビと同じ仕事をこなすMFはバルサにいない 絶賛される...の画像はこちら >>

EURO予選で大怪我を負ったガビ photo/Getty Images

ただ上手いだけのMFではない

19日に行われたEURO2024予選・ジョージア戦で右膝に大怪我を負ってしまったスペイン代表MFガビ。

完治まで半年から8ヶ月ほどかかると見られており、深刻な怪我だ。

まだ19歳と若い選手だが、所属するバルセロナでも絶対の主力プレイヤーとなっている。今回の怪我はバルセロナにとっても大きな痛手だ。

データサイト『WhoScored』は、何よりもハードワークの部分を絶賛する。ガビは現バルセロナの中盤では珍しいタイプでもあり、同じ働きをこなせるMFは見当たらない。

「ガビについて考えるとき、何が思い浮かぶか。おそらくは彼の粘り強いタックル、ファウルでも相手を止めるところにあるのではないか。これは批判的な意味ではない。実際、ガビがオフザボールの観点から提供するものはバルサにとって不可欠なものだ」

「今季のリーガで10試合以上先発した選手の中で、ガビは90分あたりのタックル数が3.7回でリーグ6位タイ、90分あたりのファウル数は3回で7位となっている。強豪クラブの選手がこの種のスタッツで上位にランクインすることは非常に稀だ。強豪クラブであればあるほどボールを多く保持する傾向にあるため、守備機会が少なくなるからだ。ガビは激しさ、情熱を持ってプレイしており、これはバルセロナの他の選手にはないものだ」

若さゆえの激しいプレイやファウルもあり、やや感情が前に出過ぎてしまうところはある。しかし、その気の強さこそ19歳でもバルセロナの主力になっている理由でもある。
同サイトはイルカイ・ギュンドアン、フレンキー・デ・ヨング、ペドリらテクニシャンで中盤は支配可能としながらも、相手のカウンターアタックを止めるガビの穴は簡単に埋まらないと見ている。

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