レンジャーズではCLにも出場した photo/Getty Images
レンジャーズやフラム、サウサンプトンなどで活躍
北アイルランド代表として140試合に出場したMFスティーブン・デイビスが引退することを発表した。140試合の代表出場数は英国記録だ。
2004年9月にアストン・ヴィラでデビューしたデイビスはフラムやレンジャーズ、サウサンプトンでも活躍してきた。2022年12月のレンジャーズ在籍時、ハイバーニアン戦で前十字靱帯を断裂し、手術と長期のリハビリが必要となり、この試合が選手としての最後の出場となった。
また、デイビスは代表では2012年からキャプテンを務め、北アイルランド代表を約30年ぶりの主要大会出場となるEURO2016に導いた。北アイルランド代表はウェールズに決勝トーナメントで敗れたもののベスト16に進出した。
デイビスが引退の発表にあたって英『Sky Sports』に元チームメイトや友人から言葉が寄せられている。
マウリシオ・ポチェッティーノ「私は彼の才能をシャビやイニエスタのような選手と比較する。彼は素朴な人で、家族思いで、良き友人だ。私は彼と一緒に時間を過ごせたことを誇りに思う」
スティーブン・ジェラード「特別だ。監督たちは彼を信頼しており、生まれながらに特別な才能を持っている。対戦したとき、彼はいつも邪魔者だったので彼とはあまりいい思い出がなかった」
フィルジル・ファン・ダイク「デイビスはプロとして並外れた才能を発揮し、ピッチ外でも多くの北アイルランドの若い選手にとって素晴らしい模範となった。サウサンプトンで一緒にプレイができて光栄だったし本当に楽しかった」
輝かしいキャリアを代表とクラブで歩んできたデイビスの引退後に注目が集まる。