“エージェント・ティアニー”がスビメンディ獲得に貢献!? 今...の画像はこちら >>

スビメンディはアルテタと同郷でもある photo/Getty Images

トーマスの後釜には最適か

現在プレミアリーグ3位につけ、リヴァプールやマンチェスター・シティに食らいついているアーセナル。昨季はスカッドの薄さが最終的に大きな弱点となり、最終盤でタイトルレースから脱落してしまったが、昨夏にデクラン・ライスやカイ・ハフェルツを獲得することで戦力の拡充に成功。

2強と互角に渡り合っている。

そんなアーセナルにも、来季に向けて不安なポジションがある。中盤3列目のアンカータイプだ。トーマス・パルティはリーグ屈指の実力者だが、今季は怪我をこじらせリーグ戦わずか3試合の先発にとどまる。ジョルジーニョも先日のリヴァプール戦で抜群のパフォーマンスを見せたものの、慢性的な股関節の問題を抱えているといわれており、1年の延長オプションがあるとはいえ長期的にチームにとどまることは考えづらい。

以前から何人かの候補者がリストアップされていると言われているが、そのうちの1人がレアル・ソシエダMFマルティン・スビメンディだ。
しかしバルセロナやバイエルン・ミュンヘンも獲得を狙っているとされ、ライバルは多いようだ。

そんななか、現在ソシエダにローン中のDFキーラン・ティアニーの存在によって、アーセナルがわずかながら優位に立てるかもしれないと英『football.london』が伝えている。ティアニーは英『Guardian』のインタビューのなかでスビメンディやメリーノを「ワールドクラス」と称賛しているが、このDFからの熱烈な称賛が後押しになる可能性もあるようだ。また、ミケル・アルテタ監督がバスク人であることもスビメンディにとって移籍のしやすさにつながるかもしれない。

契約解除金は6000万ユーロとされるが、今のアーセナルであれば十分に出せる金額だと思われる。トーマスの稼働率に不安がある以上、補強しておきたいポジションだが、スビメンディがやはり第一候補となりそうだ。